こんばんは.
まるめがねです.
今回はAIの機械学習について, 初心者向けにまとめてみました.
かくいう私もお仕事では機械学習を扱っており, AIのすごさを実感しています.
ただ, そのAIのすごさにも限界があるのですが、、、
もしよかったら見ていってください!
AIって言語処理??
皆さんはAIと言えば, Siriやペッパーといった対話システムを思い浮かべますか??
自分が最初の頃はAIと言えば対話システムを思い浮かべてました.
ただ, 今のAIは言葉の理解を正確に把握することはできていないんですよね.
一文での理解であれば, 精度は良いのですが, 文章になると精度が落ちてきます.
文章になると文と文のつながりが良くわからないんですよね.
僕も学部の時に言語処理について研究していましたが, 言語の難しさを痛感しました.
現にあのアップルやグーグル様でも, Siriなどの対話システムはそこまで使い勝手良くないですよね.
ちなみに言語処理について興味がある方は, 自然言語処理と調べてみてください.
AIの本領は画像領域!
AIのすごさはビジョン・画像にあるのです.
AIは画像の中に写るものが何なのか, 何に分類されるのかを一目で理解できるのです.
下記の画像を例で見ると, AIは一枚の画像から何のジャンルに区分されるのかを一瞬で理解します.
そして真ん中の画像のように猫が画像中にどこにいるのかを理解することができ, 仮に複数の物体がいたとしても一目で検出できるのです!
こういった技術が出来上がると何がいいのか!?
それは, 物体が何の種類で, どこの位置にあるかが分かれば, ロボットはモノを運んだり・接客したり・移動しながら室内の警備だってできるのです!
下記の動画のように, カメラを動かしながら周辺の環境を理解していますね.
AIは, 物の認識以外にも, 顔認証としても使われています.
人はどこの視線を見ているのか?・頭の向きはどこか?・口は動いているか?・などなど人の表情にまつわる認識を画像のみから認識することができるのです.
下記の動画では, 性別や年齢・感情を認識していますね.
AIって人の感情まで読み取れるんですね(笑)
自動運転の領域にもAIは盛んに発展しています.
車に積まれているAIシステム側から見ると, 風景はこんな感じで見れるんですね(笑)
AIは幅が広い!
言語・画像と紹介してきましたが, 音にも活用されています.
自動音声であったり, 機械の故障音などをAIによって検出していきます.
人でも気づかない異常な音をAIが認識できるってすごいですよね.
AIの悪い点 ~意外とポンコツ??~
いかがでしょうか.
AIって一瞬で様々な物事を理解しています.
これから時代が進歩していき, 人知を超えてきてしまうかもしれませんね(笑)
ただ, AIにも問題があるのです.
今回紹介したものは, 機械学習と呼ばれるAI技術です.
機械学習とは何かと言うと,
たくさんのある答え付きのデータを学習していって,
ある法則を導き出し,
その法則に基づいて未知のデータの答えを出していくということになります.
この学習が問題になっていきます.
それは, 犬と猫のみを学習させたら, そのAIは猫と犬のみしか分類できないのです.
それに学習するデータを用意するのも非常に大変です. この犬はゴールデンレトリーバーで, この犬は柴犬で、、、
このように犬の分類にも種類がたくさんあるので, すべての種類の犬を認識することはできません.
多くのAI開発者・研究者が悩むのがこのデータ収集となるのです.
頭が良いAIは, 愛情込めて作った丁寧なテキストを時間を掛けて勉強させたAIくんなのです(笑)
おわりに
割とざっくりにAIについてまとめてみました.
AIは何が得意で何が苦手なのか, 皆さんもご理解頂けたでしょうか.
いまの技術者たちは, データが少なかったり・未知の物体でも認識できるような技術を開発していっています.
また2050年までに目指す科学技術について, 内閣府が出していますね.
一体, 今後の未来はどうなっていくのでしょうか??
それでは!
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