今回は、岡田遼について紹介していこうと思います。
岡田遼といえば、修斗の第11代世界バンダム級王者です。
また、格闘技の能力だけではなく、頭脳も優れており、国立大学である千葉大学の修士号を持っています。
世界のトップレベルの格闘スキルがあり、国立大学の修士号を持った知能を兼ね備えている、岡田遼について皆さんに知ってもらえればと思っています。
岡田遼のプロフィール
出身地:千葉県船橋市
生年月日:1989/04/10
身長:172cm
所属:パラエストラ千葉
実績:全日本アマチュア修斗選手権ライト級優勝 (2012) – 2013年プロデビュー
第8代環太平洋バンダム級王者 (2019)
第11代世界バンダム級王者 (2020)
学位:千葉大学教育学部スポーツ科学課程卒業
同大学院にて、運動生理学系の修士号を取得
岡田遼さんは、学生時代の頃からスポーツ万能で、小中高はサッカー少年であり、千葉県船橋市の選抜にも所属していたようです。
そして、中高時代にPRIDEがブームになっていたことから、岡田選手も総合格闘技に興味を持つようになったようです。
このスポーツの面白さと総合格闘技の興味に惹かれ、スポーツを扱う学問を学ぼうと考えます。
ただ、岡田選手は母子家庭もあり、金銭面で不安もあったため、実家から最も近い国立大学に行くことを決意し、猛勉強したそうです。
そして見事、千葉大学に合格し、スポーツ学を学び、また総合格闘技の門を叩いたようですね。
修斗への強い思い
岡田選手は、YouTubeで何度も修斗についての想いをお話しています。
岡田選手が小さい頃に見ていたPRIDEのチャンピオンの多くは、修斗出身でした。
五味隆典選手や川尻達也選手、近年で言えば堀口恭司選手など、多くの強い選手がいました。
そのため、岡田選手は強い総合格闘技の選手は、みな修斗でチャンピオンになっていることを知り、自身も修斗でチャンピオンになることを明言しています。
そして、2020年5月31日に修斗世界バンダム級王者暫定王者決定選で倉本一真選手に2Rで勝ちます。
この戦いの解説は、下記のYouTubeに投稿しています。
戦略は「自分の体力は温存し、相手の体力を奪い、5Rかけて倒す」です。
その戦略が功を奏し、相手の体力を奪い、見事KO勝ちをします。
しかし、暫定であることから、正規のチャンピオンではなかったのですが、佐藤将光選手が王座を返上することで、正規の修斗の世界チャンピオンとして決定します。
ただ、戦わずにチャンピオンになったことに疑問を持っており、暫定王者という立ち位置の必要性をTwitterなどでみなに問いかけています。
RIZINの勝敗予想
あまり、勝敗予想をしたがらない岡田選手ですが、多くの格闘家がRIZINの勝敗予想をする中で僕が一番気に入っているのが、岡田選手の勝敗予想です。
やはり、各選手の特徴を分かりやすく解説しており、また選手の経歴やバックボーンについても触れているため、岡田遼ならではの着眼点を持った解説をしてくれています。
最近で言えば、RIZINフェザー級王者決定戦の朝倉未来対斎藤裕では、多くの格闘家が朝倉未来が勝つと宣言しながら、斎藤裕選手が勝つと明言し、的中しています。
また、RIZINバンダム級王者決定戦の朝倉海対堀口恭司でも、みなが朝倉海が勝つと言われていながら、堀口恭司選手が勝つと明言し、見事的中しています。
堀口恭司選手が勝つと言った背景には、世界No1の団体であるATTのすごさに触れ、そこに身を置いている堀口選手がいかに優れた環境でトレーニングしているか、優秀なコーチが冷静に分析して、堀口選手の状態と的確な戦略を練っているか、を語ってくれました。
岡田選手自身も、1カ月間ATTでトレーニングしており、そこで得られたことがとても多かったとYouTubeの動画で語ってくれています。
YouTubeの悩み
岡田選手は、YouTubeの投稿について、少々悩みを抱えています。
やはり、自分の好きなマニアックな格闘技の試合と歴史を語ろうとすると視聴回数が伸びなく、賛美両論され、あまり岡田選手がやりたくない試合予想が伸びているという状態に悩んでいるようです。
個人的には、どちらの話も面白くて好きなのですが、岡田選手がやりたいことが出来ない状態にモヤモヤしており、今後の在り方について下記の動画で語ってくれています。
おわりに
今回は岡田遼選手について、紹介してみました。
文武両道と言える岡田選手ですが、様々な葛藤があって、人間味がある選手だと感じます。
やっと悲願であった修斗の王者になったので、今後の活躍に期待し、いつの日かRIZINの大きな舞台で活躍してくれることを祈っています。
それでは。
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